11/21「大企業で新規事業に挑む人材像とは?〜『出向起業』『レンタル移籍』の事例から探る〜」
「出向起業」とは、大企業人材が、大企業のリソースを活用しつつ新規事業を立ち上げるための新会社を設立し、そこに出向して経営する仕組みです。
社員側にとっては、会社を辞めずに自分のやりたい事業に取り組むことができるメリットがあります。一方大企業側にとっても、自社の経営資源を活かして革新的な事業を作り出したり、経営人材を育成することができます。最近、大企業における新規事業創出のひとつの方法としても注目を集めており、情報通信、製造業、鉄道会社などさまざまな業界で実施されています。
今回のイベントでは、出向起業における資金および事業サポートを行う、出向起業スピンアウトキャピタルの奥山氏をゲストでお迎えします。
一方、大企業人材が一定期間スタートアップで働く仕組みである「レンタル移籍」においても、新規事業に取り組む事例が増えています。
そこで今回のイベントでは、レンタル移籍後に新規事業に挑戦する人や、出向起業に挑む人の具体的な事例をあげながら、大企業で新規事業を起こせる人材像を炙り出していきます。
<内容>
・出向起業の仕組みと実施事例
・レンタル移籍後に生み出された新規事業の事例
・双方の挑戦者を通して見る、新規事業に挑む人材像とは?
双方の挑戦者の事例を通して、大企業人材の可能性について、奥山さんと一緒に探ってまいります。大企業の新規事業や人材育成のご担当者さまは、この機会にぜひご参加ください!
【対象者】
・大企業の人事・人材育成の担当者
・経営企画・新規事業部門の担当者
【開催概要】
日時:11月21日(金)14:00~15:30
会場:オンライン配信(zoom配信を予定)
※視聴先は、申込み完了メールよりご確認いただけます。
参加費:無料
参加者:100名
【登壇者プロフィール】
奥山 恵太氏|出向起業スピンアウトキャピタル 代表パートナー
2010年経済産業省入省後、主に化学産業の規制緩和・国家衛星開発プロジェクトのマネジメント業務に従事。米国留学中に、米国投資ファンドでの投資銘柄財務モデリング・バリューアップ業務や、小型電池製造スタートアップでの経営支援業務を実行。2018年帰国の後、内閣府での宇宙スタートアップ支援業務を経て、経済産業省で「出向起業」補助制度を自ら企画し、大企業等社員による資本独立性のあるスタートアップの起業を後押し。大企業内での出向等の意思決定に係る調整も、幅広に支援。2022年7月に経済産業省退職。2022年9月、出向起業スピンアウトキャピタル設立・運用開始。1986年生まれ。
原田未来|ローンディール 代表取締役
2001年、株式会社ラクーン(現ラクーンホールディングス、東証プライム)入社。部門長職を歴任し同社の上場に貢献。長く在籍するにつれて組織への愛着が深まる一方で、成長の鈍化に直面。2014年、株式会社カカクコムに転職し、新規事業開発。自身の経験から複数の業界・企業・職種を経験することの意義を実感するとともに、個人と組織の信頼関係の重要性に気づく。個人が「会社を辞めることなく外の世界を見る経験」として、企業が「人に成長機会を提供する手段」として、レンタル移籍を構想。2015年に株式会社ローンディールを設立。