関西電力株式会社にてレンタル移籍の導入が決定。第一号案件として、家族のつながりを提供するIoTプロダクト「まごチャンネル」を展開する株式会社チカクへのレンタル移籍が開始。
企業間*レンタル移籍プラットフォーム「LoanDEAL」を展開する株式会社ローンディール(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:原田未来)は、関西電力株式会社(本社:大阪府大阪市北区、取締役社長:岩根茂樹)から、株式会社チカク(本社:東京都渋谷区、代表取締役兼共同創業者:梶原健司)へのレンタル移籍が開始されたことを発表します。
*レンタル移籍:出向等の企業間契約に基づいて、人材が元の企業に在籍したまま期間を定めて他社で働く仕組み。貸出企業の人材育成、受入企業の人材増強を目的として活用されます。現在は主に大企業からベンチャー企業へのレンタル移籍が中心となっています。
■取り組みの背景
関西電力は、中期経営計画において『成長を加速させるイノベーションの推進』を重点施策に掲げ、「Dentune!!」「かんでんアイデアコンテスト」といった、社内外でのアイデア創出・オープンイノベーションの取り組みを推し進めるなど、新たな価値・サービスの創出に積極的に取り組んでいます。今回のレンタル移籍の導入は、その一環で新規事業創出を担える人材開発と位置付けられています。
チカクは、2014年3月に設立された「シニア・ファースト」を掲げるテクノロジー・スタートアップで、世代と距離を超えた「家族とのつながり」を提供するIoTプロダクト「まごチャンネル」を展開しています。大企業との事業連携、同プロダクトを活用した新たなビジネスモデルの創出に取り組む施策の一環として、人材の受け入れを決定しました。
レンタル移籍する人材は関西電力の経営企画室イノベーション推進グループに所属する田村博和氏で、新規事業開発に向けたサービス価値の訴求・企画・対外折衝などのスキル、および事業創造に求められるコンピテンシー(思考・行動特性)の体得を目指します。また、田村氏は経理部門で豊富な経験を有していることから、チカクにおける資金調達・計数管理体制の構築等で貢献が可能であると同時に、同業務を通じた更なるスキル向上も期待されています。なお、レンタル移籍期間は6か月となっており、すでに2017年11月1日より開始されています。
今後も、ローンディールはレンタル移籍プラットフォームを通して、企業のイノベーション人材育成・新規事業創出に貢献してまいります。
株式会社チカク
株式会社チカクは「シニア・ファースト」を掲げ、今までテクノロジーの恩恵から取り残されてきたシニア世代を巻き込んで、世界中の家族の幸福度を上げることを目指す IoT スタートアップです。
スマートフォンアプリで撮影した動画や写真を実家のテレビに直接送信し、テレビの大画面とスピーカーを通してインターネットやスマートフォンの利用が苦手なシニア世代でも孫と一緒に暮らしているかのような疑似体験ができる「まごチャンネル」を開発、販売しています。
URL: https://www.chikaku.co.jp/
株式会社ローンディール
企業間レンタル移籍プラットフォーム「LoanDEAL」を展開。イノベーション力の開発を中心とした人材育成の手法として出向制度の活用を提唱するプラットフォームとして2015年9月にサービスを開始。2017年11月現在、加盟企業は130社を超えています。
URL:https://loandeal.jp/
【本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先】
株式会社ローンディール
広報担当:原田・及川
電話:03-6327-0711
メールアドレス:press@loandeal.jp