トヨタ自動車株式会社にて導入が決定、第1号案件として2020年1月よりエレファンテック株式会社へのレンタル移籍を開始、事業立ち上げに参画。
企業間レンタル移籍プラットフォーム*「LoanDEAL」を展開する株式会社ローンディール(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:原田未来、以下:ローンディール)は、トヨタ自動車株式会社にてレンタル移籍の導入が開始されたことをお知らせいたします。
トヨタ自動車株式会社は今回初めてベンチャー企業へのレンタル移籍を導入します。第1号案件として、先進技術開発カンパニー 先進プロジェクト推進部の主幹である桑原正明氏が、プリンテッドエレクトロニクス技術の開発及び製造販売を行うエレファンテック株式会社(https://www.elephantech.co.jp/)に移籍、IMPC™(配線・樹脂一体部品)事業立ち上げプロジェクトを担当します。移籍期間は半年間です。
トヨタ自動車株式会社は、モビリティおよびサービスの企画・実行を担う人材の育成を目的に、経営センス・人間力を身につけることを期待しており、春以降も数名のレンタル移籍を予定しています。
エレファンテック株式会社は、2014年1月に設立された「新しいものづくりの力で、持続可能な世界を作る」というミッションを掲げ、インクジェット印刷を用いた環境に優しい電子回路の製法を量産化し、製造・販売しているベンチャー企業です。さらに当該印刷技術によって自動車用ワイヤーハーネスを印刷によって実現する新規事業の立ち上げに取り組む中、人材の受け入れを決定しました。
今回のレンタル移籍開始により、大企業側での導入は32社、移籍者数は78名となりました。
今後も、ローンディールは、大企業の人材育成や組織開発を通じたイノベーション創出の支援、ベンチャー企業の事業推進に貢献し、ミッションとして掲げる「日本的な人材の流動化の創出」に取り組んでまいります。
*レンタル移籍:研修・出向等の企業間契約に基づいて、人材が元の企業に在籍したまま期間を定めて他社で働く仕組み。現在は主にイノベーション人材・次世代リーダー育成に取り組む大企業から、事業開発力を強化したいベンチャー企業へのレンタル移籍が主な活用方法。
株式会社ローンディール
企業間レンタル移籍プラットフォーム「LoanDEAL」を展開。イノベーション人材の育成手法として社外経験を活用するプラットフォーム。2015年9月にサービスを開始、2019年12月現在、受入企業として300社以上のベンチャー企業が登録。導入企業はNTT西日本・アステラス製薬・経済産業省など大企業30社、移籍者は70名を超える。オープンイノベーションの仕掛けとしても注目され、2019年、内閣府が主催する第一回日本オープンイノベーション大賞において「選考委員会特別賞」を受賞。