リコーがレンタル移籍を新たに導入、1月より4人同時にスタート
株式会社ローンディール(本社:東京都港区、代表取締役社長:原田未来、以下:ローンディール)は、株式会社リコー(社長執行役員:山下 良則、以下リコー)が新たにレンタル移籍を導入し、2020年1月より4名がベンチャー企業への移籍を開始したことをお知らせいたします。
リコーでは、リーン型の事業開発・技術開発ができる企画者および技術者の育成を目的にレンタル移籍の導入を決定しました。その背景には「不確実なものに挑み、自ら答えを見つけに行く経験や修羅場の経験など、スタートアップならではの厳しい体験こそ、リコーに新しい風を吹かせる原動力になる」という同社の想いがあります。
今回は第1期としてイノベーション本部より4名(事業創造部門2名、研究開発部門2名)が6ヶ月間のレンタル移籍を行い、今後は対象を広げることも視野にいれています。
【レンタル移籍者と移籍先企業】
- 遠藤雄也氏(移籍先:株式会社ドットライフ)
事業創造センターの遠藤雄也氏は、1000人以上の人生ストーリーを伝えるwebサービスanother life.を運営する株式会社ドットライフ(https://dotlife.co.jp/)にレンタル移籍し、ユーザー投稿型プロフィール作成サービス事業の立ち上げに取り組みます。
- 片山紘氏(移籍先:株式会社フューチャースタンダード)
光システム応用研究センターの片山紘氏は、映像解析AIプラットフォーム「SCORER(スコアラー)」を運営する株式会社フューチャースタンダード(https://www.futurestandard.co.jp/)にレンタル移籍し、映像解析システムの導入にかかるコンサルティングとシステムインテグレーションに取り組みます。
- 萩田健太郎氏(移籍先:株式会社チカク)
先端デバイス研究センターの萩田健太郎氏は、シニア・ファースト”をミッションに掲げ、スマートフォンで撮影した動画や写真を実家のテレビに直接送信できる動画・写真共有サービス「まごチャンネル」を開発・販売する株式会社チカク(https://www.chikaku.co.jp/)にレンタル移籍。同社の新サービス企画担当として、価値検証やアイディアの具現化など、サービス企画業務全般に取り組む予定です。
- 宝示戸光昭氏(移籍先:インサイトアカデミー株式会社)
事業創造センターの宝示戸光昭氏は、「グローバル人材育成」専門のオンライン研修カンパニーであるインサイトアカデミー株式会社にレンタル移籍し、グローバル人材育成研修サービスの体制構築に取り組みます。
今後も、ローンディールはレンタル移籍を通じて、大企業における人材育成や、イノベーションを創出できる個性・多様性を活かした組織作り、およびベンチャー企業の事業推進を支援してまいります。そして、一人でも多くの人が境界を超えてお互いに刺激を与えあい、挑戦が波紋のように広がっていく社会の実現に向けて取り組んでまいります。
株式会社ローンディール
企業間レンタル移籍プラットフォーム「LoanDEAL」を展開。イノベーション人材の育成手法として社外経験を活用するプラットフォーム。2015年9月にサービスを開始、2020年1月現在、受入企業として240社以上のベンチャー企業が登録、導入企業はトヨタ自動車・経済産業省・NTT西日本など大企業33社、78名。オープンイノベーションの仕掛けとしても注目され、2019年、内閣府が主催する第一回日本オープンイノベーション大賞において「選考委員会特別賞」を受賞。