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2023 .6 .19

組織のWILLの浸透に、”ビール作り”というソリューション。『飲むWILL醸造プロジェクト』始動!ローンディールのオリジナルクラフトビール「越境エール」も完成


株式会社ローンディール(東京都港区、代表:原田未来)は、組織そして個人の「WILL」の普及を目的に「飲むWILL醸造プロジェクト」をスタートしました。これはWILLを身近にし、カジュアルに語り合える世界を目指して誕生した、組織向けのビール作り研修です。製造過程でチームビルディングができるだけでなく、完成したビールは社内外にWILLを伝播する役割を担います。

なお本プロジェクトは、JAグループのイノベーションラボ 一般社団法人AgVenture Labとのコラボレーションにより生まれました。このローンチにあたり、ローンディールのWILLを具現化したオリジナルクラフトビールも完成。越境に挑戦する方たちの経験を五感で感じられるIPAで、「越境エール」と名付けました。ローンディールが提供する「越境学習」に取り組む方々をはじめ、新しい世界に一歩踏み出す挑戦者へのエール(応援)をコンセプトとしています。

  • 飲むWILL醸造プロジェクトとは?

「WILL」とは、「意志」であり、具体的には「VISION、MISSION、VALUE」を言語化したものです。ローンディールが提供するレンタル移籍のように未知な世界に飛び出すときには、「WILL」が挑戦者の背中を押す役目を担います。そのため、私たちはWILLを言語化し行動につなげるプログラム「WILL発掘ワークショップ」を開発し、2000名以上に提供してきました。また、昨今パーパス経営に注目が集まるように、組織のWILLを明文化し共有する機運も高まっていますが、若干の堅苦しさや、浸透させる難しさを感じる組織もあるようです。

そこで生まれてきたのは、「WILLをもっとカジュアルに楽しく語り合いたい。」という想いです。言葉だけでなく、五感で感じられるものにしたら、もっと身近になるのではないか。そんな閃きから、【WILLをクラフトビールにする】という構想が誕生しました。クラフトビールにすることによって、味に個性を持たせられること、五感で楽しめること。そして乾杯コミュニケーションを通して「共感」が波紋のように広がることを期待しています。本プロジェクトを通して、より多くの人がWILLに従ってイキイキ働き、熱い関係性を醸成していける、そんな世界づくりに挑戦していきます。

  • 作る過程からチームビルディング。「越境エール」ができるまで。

本プログラムは、以下の4つのステップで進みます。ローンディールのオリジナルクラフトビール「越境エール」ができる過程を参考にご覧ください。

(1)ビールに込めたい組織の価値観を洗い出す
まずは自社のWILLの言語化から開始。創業時からこれまでの出来事を振り返り、大切にしている価値観を紐解いていき、ビールに込めたい要素を洗い出していきます。

(2)ビールのスタイルと味わいを決める
次はクラフトビールについて学び、ビールのスタイルを決めます。今回は18世紀のイギリスで、当時植民地だったインドにビールを運ぶ際に、大量にホップを追加したことから生まれたという「越境エピソード」に惹かれてIPAに決定。味わいについては、越境者のぶつかる壁や成長を、追体験できるようなレシピにしました。

(3)チームメンバーでビール作り体験
ビールの仕込みは大阪の中津ブルワリーで、実際に社員が手を動かして実施。朝から晩まで、煮たり混ぜたり濾過したりと、汗をかきながら仕込みました。醸造の過程で生まれる一体感は、ビールづくりによるチームビルディングの機会にもなっています(チーム”ビール”ディング)。

(4)完成したビールで乾杯!
仕込みから約1ヶ月の醸造期間を経て「越境エール」が完成。社員で乾杯した際には、ビール作りの背景や自分が込めた思いなどを話し合うシーンが生まれました。また今後は、社外関係者を招いたイベントでも、自社で大切にしている価値観が詰まったビールとして提供を予定しています。

▼詳細プロセスはこちらもご覧ください https://bit.ly/4477MMZ

▼「越境エール」について
名称:越境エール
コンセプト:未知なる旅へ、一歩踏み出せ
「越境エール」は、新たな世界に踏み出すときにぶつかる壁や成長を五感で感じるクラフトビールです。最初にガツンとくるのは試練の苦味。そして時間がたつにつれてその苦味を乗り越えるように、成長と自信を感じさせる甘味と華やかな香りが訪れます。胸を「ジーン」と打つ挑戦者の数々の物語は、隠し味のジンジャーに込めました。「越境する人の背中を押し、挑戦を応援したい。」ローンディールの思いを五臓六腑で味わってください!越境から広がる新しい世界に、乾杯!
※こちらは一般販売は行っておらず、ローンディールのイベント等にご参加の方にお配りする予定です。

  • WILL醸造プロジェクトを担当する大川のコメント

「『互いのWILLを酌み交わす乾杯がしたい!』そんな想いひとつで、はじめた本プロジェクト。『パーパス』というと固くてまじめな感じもしますが、もっとカジュアルに楽しく自分の『WILL』を語りあえる関係性がつくれれば、みんなイキイキ働けるし、世界も平和になると信じています。

このプロジェクトを通して、各企業や有志団体など、様々な組織のオリジナルビールがたくさん生まれ、『ご当地』ならぬ『ご当社ビール』をつかった乾杯のシーンを数多く目にできたらこの上ない喜びです。」
ローンディール最高顧客責任者 大川陽介

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飲むWILL醸造プロジェクトへのお問合せ:ローンディール 大川(info@loandeal.jp)
WILL発掘ワークショップの詳細:https://willexcavation.peatix.com/
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【参考】
⚫️一般社団法人AgVenture Labについて
AgVenture Labは、2019年5月27日にJAグループの全国連8団体(全国農業協同組合中央会、全国農業協同組合連合会、全国共済農業協同組合連合会、農林中央金庫、一般社団法人 家の光協会、株式会社 日本農業新聞、全国厚生農業協同組合連合会、株式会社 農協観光)が共同して開設したイノベーションラボです。 
「次世代に残る農業を育て、地域のくらしに寄り添い、場所や人をつなぐ」をコンセプトとして、スタートアップ企業やパートナー企業、大学、行政等と協創し、様々な知見やテクノロジーを活用しながら、新たな事業創出、サービス開発、地域課題の解消を目指し活動しています。
AgVenture Lab https://agventurelab.or.jp/ 
Twitter https://twitter.com/AgventureLab
YouTube https://www.youtube.com/@AgVentureLab

⚫️株式会社ローンディールについて
企業間レンタル移籍プラットフォームを提供。「レンタル移籍」は、大企業人材が一定期間ベンチャー企業で働く仕組みであり、イノベーション人材・次世代リーダー育成に取り組む大企業と、事業開発力を強化したいベンチャー企業のマッチングによって実現します。
2015年9月にサービスを開始し、2023年6月現在、導入企業としてトヨタ自動車・経済産業省・野村證券など大企業71社264名、ベンチャー企業120社以上の実績があります。オープンイノベーションの仕掛けとしても注目され、2019年に内閣府が主催する第一回日本オープンイノベーション大賞において「選考委員会特別賞」を受賞。
その他、発想力を鍛えるリアルケーススタディ「outsight(アウトサイト)」、業務時間の「20%」を活用しキャリア自律を促進する新プログラム「side project」、個人を対象にしたプロジェクト立ち上げ支援プログラム「4th place lab」などを展開。
・LoanDEAL https://loandeal.jp/
・side project  https://sideproject.jp/
・outsight  https://outsight.jp/
・4th place lab https://4thplace-lab.jp/