経営体制変更のお知らせ
株式会社ローンディール(東京都港区、代表取締役:原田未来)は、今後の事業拡大を見据え、経営体制を変更いたします。当社の取締役はこれまで代表の原田未来1名となっておりましたが、最高執行責任者の後藤幸起が2023年7月1日付で取締役に就任しました。これに伴い、最高執行責任者にはプロデューサーの楠原ジュンヘンが着任します。また、2023年5月に発表をした新事業「side project(サイドプロジェクト)」の事業責任者として東香織が就任したことも併せて発表いたします。
ローンディールは、「日本的な人材の流動化」をミッションとして掲げ、大企業人材が一定期間ベンチャー企業で働く「レンタル移籍」事業を、2015年より展開してまいりました。その後、本事業に取り組む中で見えてきた人や組織に対する課題を解決するために事業やプログラムを立ち上げた結果、現在では7つの事業およびプログラム、4つのコミュニティを運営するに至っています。
現在、日本の大企業は「人的資本経営」「リスキリング」などの流れを受けて、大きな変化を迫られています。また、政府や経団連が掲げているように、スタートアップ振興やそれに向けた人材流動の必要性に対する社会的な関心も高まっています。
このような背景から、当社の事業を通じて働く個人や組織の課題解決に向けた選択肢を提示し社会的な価値を提供していくべく、今回の経営体制変更に至りました。
新役職について
【プロフィールとコメント】
●後藤 幸起
【プロフィール】学生時代の起業、人材派遣会社での人事担当、人材紹介会社の起業などを経て、2015年、中堅システム開発受託会社に取締役として入社。全体の戦略策定、組織構築、採用などを担当。組織を成長させるには率いている経営陣が誰よりも成長すべきと考え、自ら教育系スタートアップへレンタル移籍。2018年システム開発受託会社を上場企業へ売却、ローンディールに参画。
【コメント】「今回、創業以来初めてと言ってもいいくらいの、大きな体制変更となりました。その中で、僕自身、これまで社内になかったポジションに身を置くことになります。これから自分がどんな価値を生み出せるのか、その試行錯誤を楽しみたいですし、今後も、個人の意思と可能性が組織によって制限されることのないよう、よりよい組織の在り方を模索し続けたいなと思っています。」
●楠原 ジュンヘン
【プロフィール】2013年新卒でJR東日本に入社。人事・企画を経て、2018年から新規事業開発チームにてオープンイノベーションを推進するべく、スタートアップとの協業および社内ベンチャープログラム「ON1000(オンセン)」の立ち上げ・運営およびアイディア提案者の伴走、事業化サポートを担当。 提案者が事業立ち上げを通して日々成長していく姿を目の当たりにしたことで、挑戦の波紋を世の中に広げていきたいと思うようになり、ローンディールに2020年3月より参画。
【コメント】「レンタル移籍を通して移籍者を応援してまいりましたが、最近ではレンタル移籍のみならず様々な形で越境人材を増やそうと試みています。その先にある『日本的な人材の流動化』をローンディールに関わってくださる皆さんと一緒に実現できればと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。」
●東 香織
【プロフィール】新卒でブライダル業界に従事した後、株式会社リクルートへ入社、法人営業・営業企画・販促企画、出産育休を経て25名の女性メンバーマネジメントを経験。その後、「日本的な人材の流動化を創出する」というミッションに強く共感し、2020年よりローンディールに参画。プロジェクトマネージャーとしてレンタル移籍プロジェクトを担当。他、複数のコミュニティで経営企画・商品企画等にも従事。BCMA認定キャリアメンター。
【コメント】「side projectを通して、限られた社員にとどまらずより多くのビジネスパーソンに社外での実務経験の機会を提供できると確信しています。参加者個人が自律的なキャリアを描くこと、企業に所属する人材の経験や価値観の多様化を促し、着実な風土変革や知の融合が生まれることを目指してまいります。」